出光興産=豪州でグリーンアンモニア製造、輸出へ向けた調査を開始
出光興産は、100%子会社である出光オーストラリアの子会社Idemitsu Renewable Development Australia Pty Ltd を通じてアボットポイント港(豪州クイーンズランド州)で、グリーンアンモニアの製造(年産50万トン)と輸出に向け、Energy Estate社、CS Energy社と共同調査(プロジェクト名:Hydrogen North Queensland、略称:HyNQ)を開始したと発表した。このプロダクトの特徴として、グリーンアンモニアに使用する水素製造に必要な電力や、水の調達を内製化する。これに向け、太陽光発電や風力発電など再生可能エネルギーを活用する電源設備の建設や、海水を水源として使用する淡水化設備を含めた水源の検討も行う。 同港は豪州内では日本に比較的近い立地で、製造したアンモニアを日本向けに輸出する可能性も検討していく。 |
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