募 集 要 項

募集職種
記者、技術管理、総務

雇用形態
正社員(試用期間3カ月)

給与
前職の年収を保証
※モデル年収例:年俸400万円/新卒入社3年目
(1カ月あたり34時間分の固定残業代が含まれています。超過分は追加支給します)

勤務地
東京本社/東京都中央区八丁堀1丁目9-8 八重洲通ハタビル3階
※ハイブリッドテレワーク導入

選考
書類選考のうえ、面接日を連絡します。尚、応募書類の返却はいたしません
御質問のある方は当社採用担当:二川・林まで
メール:saiyo@rim-intelligence.co.jp
電話:03-3552-2411

休日休暇
年間120日以上
・完全週休2日制(土曜・日曜)、祝日
・年末年始休暇
・慶弔休暇
・特別休暇
・産前産後休暇・育児休暇(男性社員育休取得実績あり)

福利厚生
・昇給年1回(4月)
・各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
・時間外手当(超過分を追加支給)
・交通費支給(上限3万円まで)
・退職金制度
・保養所(軽井沢にログハウスを建設、宿泊費無料)

     各業種の仕事内容などについては下記でご確認ください
 【記者】


応募条件
 職種未経験歓迎/第二新卒歓迎

仕事内容
 関係者への取材と執筆、英訳(英語が苦手な方もOK)など
 どの時代でも石油やガス、電気などのエネルギーは私たちの生活に欠かせない存在です。私たちは取材を通じ、日本から世界に向けてあらゆるエネルギー情報を迅速に発信しています。
 私たちは日々取材で集めたデータを分析し、国内外の石油会社やエネルギー商社など、エネルギー関連各社向けに毎日「レポート」を発行しています。9種類のデイリーレポートに加え、週間レポートのバイオマスやクリーンエネルギー、また、季刊誌も発行しています。

【技術管理】

応募条件
 職種未経験歓迎/第二新卒歓迎

仕事内容
 各種レポートの価格表作成マクロの作成、管理。社内ネットワークの構築、セキュリティ強化。国内外の情報ベンダー、ホームページ業者、複合機といった機器に関する外部業者との折衝など

 【総務】

応募条件
 職種未経験歓迎/第二新卒歓迎

仕事内容
  国内外のレポート購読者の管理、請求書発行、社内環境の整備など

先 輩 社 員

 私たちリム情報開発は1984年2月の創業以来40年、石油やガスの取引価格を取材し、デイリーレポートとして欠かすことなく市場関係者に提供してきました。エネルギー業界で広く認識されている、いわゆる「リム価格」は、市場のインデックス(指標価格)として、石油事業者などに幅広く支持されています。こんな私たちの仲間になって、世界に向けてエネルギー情報を発信してみませんか?
 下記のリンクから先輩記者やIT業務を担うテクニカルチームのメンバーが、リムで働き始めたきっかけや担当するレポートへの思いをご覧いただけます。毎日のレポート発刊を支えるための工夫や意識しているポイントを、記者との懇談の中で語ってもらいました。これらの社員の生の声から、リムで働く姿をイメージしてみてください。





アジア石油製品チーム
櫻井 康太郎
(2022年入社)
LNGチーム
朝比奈 宏明
(2020年入社)
LPGチーム
柏原 千里
(2018年入社)
石油化学チーム
北村 卓也
(2007年入社)
テクニカルチーム
寺島 康子
(2013年入社)











アジア石油製品チーム 櫻井 康太郎(2022年入社)


-リムに入社した理由を教えてください。
 学生時代からエネルギー業界に興味がありました。中学生のころから映画「アルマゲドン」が大好きですが、映画の登場人物は石油採掘のプロでした。大海原で培った採掘技術を生かして地球の危機を救った彼らを見て、エネルギー、とりわけ石油に憧れを抱きました。
 前職では一般紙の記者をしていました。記者経験を活かしながら憧れのエネルギー業界に携われる点がリムの魅力でした。

-仕事のやりがいは。
「レポートの内容が業務の役に立った」と読者や取材先に言っていただけた瞬間が一番うれしく、より充実した情報を発信したいというモチベーションにつながっています。少しずつ業界について理解を深めていける点も知的好奇心をくすぐられます。

-リムの仕事で何か難しい点はありますか。
 需給の変化の原因をつかむことが一番難しいと感じています。自分で原因となる候補を考えたり、取材先に質問したりすることが大切だと思っています。
 また、リムの根幹である「フェアな価格」をアセスメントすることも難しさを感じます。市況に対する意見が取材相手によって正反対の時もありますが、アセスメントの根拠をしっかりと持てるよう、取材を通じて市況を理解することが肝心ではないかと考えています。

-リムに対する入社前と入社後のギャップは。
 メディアとは思えないほど自由な働き方ができるのだと驚いた記憶があります。特にリモートワークの制度が整っている点は魅力的です。週3日ほどリモートワークをしている社員が多いです。私自身、軽井沢にある弊社の保養施設でリモートワークをすることがあります。
 逆に業務の面でギャップを感じたことはほとんどありませんでした。

-休日はどのように過ごしていますか。
 幼少期から剣道を続けており、今でもときどき竹刀を握っています。野球観戦も趣味の一つです。明治大学出身ですが、どんなスポーツでもついつい母校を応援してしまいます。

-どのような方と一緒に働きたいですか。
いざというときに瞬発力を発揮できる人と働きたいですね。市況に影響がある事柄、例えば製油所や発電所の火災や大地震、洪水などが発生した際に、取材や執筆に当たり、素早く情報を発信できれば、業界や会社にとって有益となります。
リムでは積極的に手を上げれば、1年目からでも様々な仕事に関わることができるので、積極的な方と切磋琢磨していきたいです!

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LNGチーム 朝比奈 宏明(2020年入社)


-リムに入社した理由を教えてください。
 大学3年の冬の時点では、本を作ったり文章を書いたりする仕事に就きたいという漠然とした就職観しかなかったのですが、次第に社会や経済に関わる仕事にも興味が出て、この2つを柱に求人を探すようになりました。リムはエネルギー市場の動向を調べ、それを自分の言葉でまとめるため、見つけた時は「何とお誂え向きな職場なのだろう」と思いました。

-仕事のやりがいは。
 私はLNG(液化天然ガス)の記者を担当していますが、ただLNGの価格や需給情報を追うだけではありません。というのも、LNG市場は電力需給や世界の政治動向となど、多岐にわたる分野と無関係ではいられないからです。このため、一見関係のないように見える複数の情報が結びついて線になる瞬間の達成感と喜びはひとしおです。

-リムの仕事で何か難しい点はありますか。
 リムでは電話で商社や電力会社、石油元売りなど様々な方に取材をします。彼らは業界の第一線で活躍している有識者であるため、知識や理解度の高さは私とは比べるべくもありません。ですので、専門的な知識を求められることが少なくなく、日々の勉強が不可欠です。どうしても分からない時は取材先の方に解説してもらうことで理解を深めることもあります。

-リムに対する入社前と入社後のギャップは。
 リムのことを知った当初は、一日の半分くらいは取材のために外出するものだと思っていました。これがふたを開けてみると、取材先は日本だけではなく、シンガポールや欧州など世界各地にいるため、取材は電話やチャットでやり取りすることが多いと知った時は驚きました。ワールドワイドな仕事をすると言っても、就活中の私は信じてくれないでしょう。

-休日はどのように過ごしていますか。
 普段は映画観賞や読書をすることが多いですが、定期的に旅行に出かけています。今まで行ったことのない地域に赴くと、自分のなかの世界の解像度が大きく上がり、これまでは見逃してしまっていたことに気付けるようになりました。今後は海外旅行にも手を出そうと思っており、絶賛計画の立案中です。

-どのような方と一緒に働きたいですか。
 あまり関係がないと思った情報がいつ役に立つか分からないので、たくさんの物事に興味関心を持てる人と働きたいなと思います。また、他者とのコミュニケーションを楽しめる人も魅力的です。取材をする仕事であることが理由の1つですが、周りのメンバーとコミュニケーションを取ることでリムの業務は成り立っている気がします。

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LPGチーム 柏原 千里(2018年入社)


 「エネルギー業界で仕事がしたいんです」  採用面接でそう言ったと思います。前職の建設業では再生可能エネルギーを利用した発電所の設計に携わりました。その中で、再エネの普及のスピード感とともに業界がどう変わっていくかに興味が沸き、働き続けるならこの業界でと考えていました。記者経験をまったく持たない私が業界紙の世界に飛び込めたのは、エネルギーそのものへの関心と激変する流れの最先端を見ることが出来るかもしれないという好奇心があったからだと思います。
 以前の設計の仕事で私が最もやりがいを感じたのは、図面どおりに設備が現実のものとして出来上がっていく様を見るより、電気や工事などそれぞれの専門性を持った方々と対等に会話ができた、と実感出来たときでした。知識を蓄えることで、昨日まで分からなかった話が分かるようになり、話をもう一歩進められるようになる。言葉に詰まった問いに答えられ、質問をぶつけられるようになる。このような会話を積み重ねることによって、仕事の完成度を上げることができる。記者として働き始めると、リムが基本としている取材がまさに、自分が大事にしたいと考えている仕事の在り方と一致することに気付かされました。

 いま私は、LPG(液化石油ガス)のレポート担当記者として、中東やアメリカから輸出される際のスポット取引から、日本国内の卸売業者間で行われる取引まで、輸入業者や商社の方々への取材を通じ、一日の市場情報を纏めています。リムのレポートを見て頂くとまず価格が目に入ってきて、これを纏める記者は画面いっぱいの数字と格闘し、データと睨みあっているという姿を想像されるかもしれません。もちろん、価格という数字を正確に扱うことは大前提ですが、取材という名の会話を通じて、市場参加者が考えるその日の価格の上げ下げについて背景を聞き出すこと。時には、もう一歩踏み込んで会話を進めることで、思わぬ取引の情報や裏話を聞けること。これらを積み重ねることで紙面が充実し、振り返ると自身の記者としての着実な成長も感じられる、リムでの記者生活はこのような日々だと感じています。
 最近ではLPGレポートの他に、季刊誌やバイオマスレポートといった再エネにも関わっていますが、これらの取材先には以前石油や石炭を取り扱っていたというプレーヤーも多く、化石燃料から非化石燃料へと舵を切る、業界の変化を肌で感じています。目まぐるしく変わる業界の流れに追いつくことに必死ですが、好奇心とやる気さえあればいくらでもチャンスを与えてくれる環境の中で、毎日多くを学びながら励んでいます。エネルギー業界に関心のあるみなさんも、業界の発展とともに自身の成長への新たな一歩を、リムで踏み出してみませんか?

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石油化学チーム 北村 卓也(2007年入社)


 たいていの中学生や高校生は、先生から将来の夢や目標を尋ねられたことがあると思います。学生はまだ社会のことを良く知らず、スポーツ選手や、最近ではYouTuberなどと回答するかもしれません。そして指導する先生も、多くは大学を出て社会経験のないまま教員になっているかもしれません。自分自身も学生時代を振り返ると冷や汗が出る思いです。
 その自分はというと、小学校の卒業文集に、モノを書く仕事を希望するというようなことを書いた記憶があります。その後、大学卒業時は就職氷河期の真っただ中で、職業を選ぶ余地もなく、書くこととは全く関係のない職種に就くことになりました。ただ、今思えば、書く職を得ようという努力も、情報収集もすべてが不足していました。結局、その会社で2年働き、無職の期間を経て、化学系の業界紙に転職。その会社は社員の出入りが激しく、自身の担当分野が次々に増えていきました。結果的に様々な製品に関する知識と、取材先を蓄えることができました。
 そして、リムに入ったのは石油化学のマーケットレポートの発行を開始するにあたり人材を募集していたから。その募集を見た瞬間、自分の製品知識と取材先が、新たなビジネスの可能性へと結びついたのです。例えほかの人が見向きもしないよう分野であっても、自分だけができることがあれば、それが価値を生むと気づかされました。

 もう一つ、日本人の英語に対する苦手意識が、リムでの新たな仕事が価値を生む可能性を秘めていました。というのも、化学業界で広く活用されている媒体の多くは海外メディアで、英語で記事が書かれていることが一般的だからです。そのため、日本語・英語の両方でレポートを発行するリムは、後発であってもそれなりの競争力を確保できそうという目算がありました。もっとも、当時の自分の英語力は十分ではなく、入社してからスキルアップに努めました。やってできないことはないものだなと実感する経験です。いまでは訪問すれば食事をごちそうしてくれる海外の友人もできました。
 担当する石油化学レポートは、エネルギーに比べ担当する製品種別が多い一方、それぞれの取引数量は少ないという特徴があります。価格情報はもちろん欠かせませんが、それにまつわる市場参加者の思惑、先読みなどを自分の中にきちんと蓄え、それをストーリーとして書くことが大事です。そのためには、取材先との情報交換はもちろん、本音と建て前の両方を聞くことのできる関係づくりが肝要となります。いわば毎日がノンフィクションライター状態。何かを書きたいが何を書きたいか決まっていない、人にはない特殊な知識を蓄えたい、経済や物流、コモディティといったマクロな経済のダイナミズムを追いかけたい。きっかけや動機はなんでもいい、「知りたい」、「関わりたい」、その思いが武器になります。そんな働き方がリムでは可能なのだと思います。

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テクニカルチーム 寺島 康子(2013年入社)


記者: 本日はテクニカルの方に普段の仕事についてじっくりお話を伺えるということで、非常に楽しみにしてきました。テクニカルの方がどのように仕事をしているのか興味があったからです。寺島さん、よろしくお願いします。

寺島: よろしくお願いします。

記者: 記者の仕事は「調べて」、「取材して」、「執筆して」の繰り返しです。記者の根幹とも言えるこれらの仕事にはどうしても人が関わらなければならないし、いい仕事をしようと思ったら、それぞれに時間も手間もかかります。記者がこうした仕事に集中できるのは実はテクニカルの方の助けが非常に重要だと感じています。

寺島: そうなのですか?そんな風に評価していただけて、とても嬉しいです!

記者: はい(笑)。すごく感謝していますよ。例えば、取材して集めたデータを整理したり、加工してもらったりしています。そうすることで、記事の執筆が大いに楽になっています。また、蓄積されたデータを瞬時に計算処理して、読者が見やすいレイアウトで出力してもらったりしています。こういうのは、なかなか記者はできません。

寺島: Excelの操作を自動化するプログラムを記述するプログラミング言語「VBA(Visual Basic for Applications)」を使うことができれば、それほど大したことはありません。VBAはそれほど高度な言語ではないので、記者さんでもちょっと勉強すれば、できるようになると思いますよ。

記者: 私も勉強してみようと思ってみたことは何度かありますが、ことごとく挫折しました。なかなかうまくいかないのですよ(泣)。寺島さんはプログラミングの専門学校か何かに通っていたのですか?

寺島: 学生時代はプログラミングとは無縁でした。普通の4年制大学の外国語学部中国語学科で、中国語を勉強していました。VBAの勉強は、社会人になって事務経理を担当するようになってから始めました。そもそもVBAはアマチュアが経理を処理するための簡単なプログラミング言語なので、私みたいに事務方で、独学で学んだ人は意外と多いのです。

記者: え!そうなのですか!!私なんかからすると、すごく高度なことをされているようにみえるので、てっきり専門学校でプログラミングをしっかり学んでこられた方だと思っていました!

寺島: 全然違います!経理でVBAを使い始めたときは、それまで膨大な時間と手間がかかっていた作業やデータ処理を短時間であっという間に終わらせることができるのが楽しくて、貪るようにプログラムの知識や技術を身に付けていきました。テクニカルって、そういうことが楽しいと感じられて、やる気さえあれば、特別な経歴がなくても務まる仕事だと思います。

記者: なるほど。確かに、寺島さんってこちらが「こんなことできませんか?」とお願いすると、「こうすれば、もっと楽にできるようになるよ」と逆提案してくれるときがありますよね。人が楽になることを喜んでいるみたいです。そういうことがテクニカル担当としてのやりがいになっているのですか?

寺島: 楽になるというのとはちょっと違うかもしれませんが、私は以前から仕事と生活のバランスをとるべきだと思っていました。在宅でも仕事ができる体制作りが必要だと思っていたら、図らずも2020年4月に新型コロナの感染拡大で全社員が在宅勤務に切り替えることもできる体制を整えることになりました。テクニカル担当として社員の生活の質向上に貢献できたのはよかったと思いました。

記者: おかげで、記者は在宅でも仕事ができるようになり、仕事の効率も上がりましたし、家庭で過ごす時間も増えたと思います。あの時は、テクニカルチームは大活躍でしたね。在宅勤務のために新たに追加配布されることになったノートパソコンの選定、発注、設定から通信システム構築、セキュリティー対策までてんやわんやでやっていましたよね。

寺島: リムの良いところは色んなことをやらせてもらえるところです。大手通信会社に勤めていた時期があるのですが、やはり大手であればあるほど、仕事が細分化され、やらせてもらえることが非常に限られてしまうのです。忙しくはないのですが、一方で成長の機会を奪われている感覚がありました。リムでは、ホームページの自社バナー作成から、社内システムサーバー構築など、小さいのものから大きいものまで様々な仕事を任せてもらえます。とても忙しい時もありますが、それを楽しいと思える人は向いていると思います。

記者: そこは記者も同じですね。エネルギーにも色々分野があって、それぞれ担当が分かれているのですが、担当外の分野もやる気と能力さえ備わっていれば、なんでもやらせてもらえます。寺島さんの話を伺って、記者もテクニカルも好奇心旺盛でやる気に満ち溢れた人であることが何よりも重要な気がしました。そんな人に入ってきてもらえると嬉しいですね。寺島さん、本日はありがとうございました。

寺島: ありがとうございました。

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