日本郵船=アンモニアReady LNG燃料船、コンセプト設計完了
日本郵船とグループ会社のMTI、Elomatic Oyは、アンモニア燃料船に改造・転換が可能なLNG燃料船(アンモニアReady LNG燃料船)の建造を目指すプロジェクトで、ケープサイズバルカーと大型原油タンカー(VLCC)でコンセプト設計のフェーズが完了したと発表した。今後、造船所や船舶用機器メーカーと実際の設計を進める。コンセプト設計とは船を建造する際の土台となる設計で、船の全長や船幅などの寸法、積荷量、航続距離、船速などの仕様を考慮し、最適な設計を行うもの。 日本郵船は、アンモニアや水素など環境負荷の低い船舶用燃料を使用するゼロエミッション船の投入を目指しており、実現までの第一段階として、LNG燃料をブリッジソリューションの一つに位置付け、船隊整備を進めている。2021年9月からアンモニアReady LNG燃料船の建造を目指し、今年3月に、自動車専用船とポストパナマックスバンカーのコンセプト設計を終えている。
【会社HPより】
|
東京 : 電力チーム 工藤 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.