岩谷産業の決算資料によると、2021年10~12月に販売した液化水素は1,900万㎥に達し、前年を18.8%上回った。水素ステーションは1月現在、全国に157カ所あり、そのうち同社は53カ所の水素ステーションを展開。今後100億円を投じ20カ所程度を増やす計画を進めている。4~12月の販売量は5,300万㎥となり、前年比17.8%の増販だった。
日本自動車販売協会連合会がまとめた2021年のFCV(燃料電池自動車)販売台数は、計2,464台と前年の761台から3.2倍に達した。ただし、全車両の新車登録台数でみるとシェアは0.1%にどとまり、今後の伸びが期待されている。