川崎重工業 岩谷産業は10日、水素ステーションの建設資金を充当目的に、グリーンボンドを発行すると発表した。年限は7年と10年で発行額はそれぞれ50億円、12月から来年1月の発行を目指している。グリーンボンドの調達資金を水素S建設に充当するのは、国内で初のこと。
同社は2021年8月に「イワタニ水素ステーション 仙台空港」がオープンしており、東京都羽村市、和歌山市でも建設を進めている。すべて完成すると同社が運営する水素Sは53カ所になる。また、2019年には米国4カ所で水素ステーションの運営を開始しており、2023年度までに累計で、国内で83カ所、米国では23カ所になる予定だ。
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