国内石油製品=2月19~23日:陸上ガソリン、天候動向を注視
陸上ガソリンは、元売り3社が3週連続で実質仕切り価格を引き上げたため、卸業者の多くもコスト転嫁に動いた。もっとも、春の陽気が続いた天候は3連休期間に戻り寒波の様相を呈し、関東地区では降雪を観測。小売ガソリン販売の鈍化が懸念され、卸業者間で手持ち玉の消化が遅れた場合、月末に向けて売り圧力が強まる可能性もありそうだ。千葉は週間比で0.5円高の132.3円、阪神が同1.6円高の132.0円。出遅れていた阪神が千葉の市況にさや寄せしている。
気象庁が22日発表した1カ月予報によると、月末にかけて北海道や東北、関東で気温が平年を下回るほか、3月に入ると中京以西の西日本で気温の低下が予想されるなど、しばらく戻り寒波が続きそうだ。
気象庁が22日発表した1カ月予報によると、月末にかけて北海道や東北、関東で気温が平年を下回るほか、3月に入ると中京以西の西日本で気温の低下が予想されるなど、しばらく戻り寒波が続きそうだ。
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