原油・コンデンセート=1月22~26日:3月積みジェノの供給は7カーゴ
中東 3月積みドバイの商いでは、マレーシア国営ペトロナスがこれまでに、2カーゴをスポット購入していたことが分かった。英BPおよび米オクシデンタルが、それぞれ50万バレルを販売した。価格はいずれもドバイ政府(Dubai Department of Petroleum Affairs)が確定する3月積みのOSPに対してフラット前後となったもよう。その後の3月積みのドバイは、中国石油天然気(ペトロチャイナ)が1カーゴの売り物を残しているとの見方が有力。ENEOSと中国国際連合石化(ユニペック)が需要を残しているとみられる。
アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ 3月積みのコンゴ産ジェノの供給は計7カーゴ(各92万バレル)の供給が予定されていることが判明した。供給は例月並み。英国を拠点とするペレンコが、3月4~5日積みの1カーゴを扱う予定。また、仏トタールエナジーズに計3カーゴの割り当て(3月8~9日、17~18日、29~30日積み)、コンゴ政府に2カーゴ(13~14日、21~22日積み)、米シェブロンに25~26日積みの1カーゴの割り当てが予定されている。
南方 3月積みインドネシア産の商いでは、一部の需要家が購入に動いている。タイ石油公社(PTT)が少量のミナスと他の油種を合積みで購入した。詳細は不明ながら、ミナスの成約価格はCFRベースでDTDブレントに対してプレミアム水準だった。
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