国内石油製品=3月29日~4月2日: 陸上は軟調、元売りの販売意欲を受け売り優勢
【陸上】
東名阪の製油所出しは下げが進んだ。ENEOS、出光昭和シェル、コスモ石油マーケティングが1日以降の仕切り価格を前週から1~1.5円引き下げたため、これらの元売りルートから仕入れる卸各社が応分に値下げに動き、相場を押し下げた。ガソリンはコスモ石油マーケ、中間三品はENEOS、出光昭和シェルの販売意欲が高く、これらの元売りルートから積極的に売り込まれた。
【海上】
週半ばに元売り各社の仕切り引き下げを受け、概ね相場が軟化したが、そのほか目立った動きがみられなかった。4月商談が始まったばかりとあって、ポジション確認、原油動向の見極めなどが優先され、スポット商談は後回しにされたようだ。灯油は値動きが激しかった原油、先物相場の上下に足並みが揃う形で相場が変動した。
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