レゾナック=九州のCO2回収・マレーシア沖貯留計画、三井物と覚書
レゾナックは九州の自社設備で排出する二酸化炭素(CO2)を回収しマレーシア沖の地下へ貯留する「CCS(二酸化炭素回収・貯留)」計画について、三井物産と共同検討の覚書を締結した。レゾナックが大分コンビナートで排出するCO2の分離・回収と液化・貯蔵、輸送事業者への引き渡しの調査する一方、三井物がマレーシアまでの液化CO2の海上輸送とマレーシア沖での地下貯留を検討する。それぞれ技術的な要件の検証や費用の概算などを行う。 2日の発表によると、三井物はマレーシア国営石油会社などとマレーシア沖でのCCSプロジェクトを共同で進めている。レゾナックと三井物は共同検討で、同プロジェクトを貯留地として想定。プロジェクトを通じ、大分でのCO2の回収、日本からの輸送、マレーシアでの貯留などを含む供給網の構築を目指す。
(レゾナック・大分コンビナート) 写真の出所: レゾナック 発表資料
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