三井住友リース=「排出権付リース」開始、JクレジットでCO2相殺
三井住友ファイナンス&リースは7日、リース契約に炭素クレジットを付加し対象物件が排出する二酸化炭素(CO2)を相殺する「排出権付リース」のサービスを開始したと発表した。CO2を相殺する炭素クレジットとして、国がCO2の削減・吸収量を認証する「Jクレジット」を住友商事から購入する。購入するJクレジットの種類と数量はリース物件の導入企業が用途に応じて選択し、リース期間中に見込まれる対象物件のCO2排出量を相殺する。三井住友リースは、購入したクレジットが再販売・再使用されることを防ぐために必要な「無効化」の手続きも行う。同社はJクレジットを付加する案件の第一弾として、神姫バス(兵庫県姫路市)が主催する瀬戸内周遊ツアーでグループ企業の神姫観光が運行するバスを対象物件としてリース契約を締結した。
(排出権付リースの仕組み) (注) SMFL:三井住友ファイナンス&リース 図の出所: 三井住友ファイナンス&リース、住友商事 発表資料
|
東京 : 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.