商船三井とJX石油開発は、日豪間の二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)の供給網構築に向けて海上輸送などの調査・検討に関する覚書を締結した。ENEOSの製油所や日本国内の様々な産業から排出されるCO2を回収し、豪州のボナイソン港に海上輸送し、同国内の貯留地へ圧入・貯留する計画の一環。日豪間の輸送距離や費用、港湾条件に適した液化CO2船型の選定や、海上輸送コストの試算を商船三井の主導で実施する。JX開発は主に日豪間のCCS供給網全体のコストを計算する予定。
(日豪間CCS供給網のイメージ)
図の出所: 商船三井、JX石油開発 発表資料(5日)
|