商船三井=再エネ由来アンモニア、供給網構築を検討へ
商船三井は11日、再生可能エネルギー由来のアンモニア(グリーンアンモニア)のサプライチェーン(供給網)構築について、豪州エネルギー大手のオリジン・エナジーと共同検討の覚書を締結したと発表した。オリジンはタスマニア州ベルベイのグリーンアンモニアのプロジェクトで2026年の輸出開始を目指すなど、複数のグリーンアンモニア・水素のプロジェクトを検討中。商船三井とオリジンは、2021年12月までを目途として、グリーンアンモニアの海上輸送手段や、日本やアジアの需要について調査し、サプライチェーン構築の課題を共同で検討する。アンモニアは燃焼時に二酸化炭素を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして注目されているほか、水素の輸送手段(水素キャリア)としての研究も内外で繰り広げられている。
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