インドネシア=PKSの関税8ドル引き下げへ
インドネシア政府が、同国から輸出されるPKSの関税の引き下げに向け動いていることが関係者への取材から明らかになった。インドネシア積みPKSには現在、輸出税がトン当たり10ドル、パーム産業目的基金(レビー)が同15ドルの合計25ドルが課されているが、11月積みからレビーが8ドル引き下げられ、合計17ドルになる見通し。一部の市場関係者によると、政府関係者の間では既に発表資料が準備されており、早ければ6日にも公示されるという。
ただ、かねてから関税の固定価格化あるいはパーム油(CPO)価格との連動とするよう主張していた民間の生産者協会からは、今後も政府の意向により再び関税が引き上げられる可能性が残ることに非難の声が上がっており、折り合いがついていないとの情報も聞かれた。この中、早期の発表が待たれている。
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