ドイツ電力大手のRWEが、オランダで運営しているアメルセントレール(Amercentrale)火力発電所の燃料を、石炭から木質ペレットに切り替えている。6基あるタービンのうち、これまでに4基をすでに木質ペレット用に転換。現在、5基目に改修中という。
ペレットを国外から受け入れるロッテルダム港が発表した。同港によると、2021年以降、年間150万トンのペレットを輸入する計画。調達先はバルト3国や北米となる。
RWEは2030年までに全社の二酸化炭素排出量を70%削減、40年までに排出量を実質ゼロにする計画を立てている。
6基目のタービンは、ペレットのバックアップ用として、今後も石炭を燃料とする計画という。
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