三菱商事と中部電力-Eneco売却入札で優先交渉権を獲得
三菱商事と中部電力は25日、欧州で総合エネルギー事業を展開するEnecoの売却入札に共同で参加し、優先交渉権を獲得したと発表した。今後、ロッテルダム市などの既存株主とEneco内での手続きを経て、株式売買契約を締結した後、三菱商事と中部電力が共同で設立した新会社(Diamond Chubu Europe B.V.)を通じて、最大100%の株式を41億ユーロ(約5,000億円)で買収する予定だ。
Enecoは、オランダ、ベルギー、ドイツの3カ国を中心に、再生可能エネルギーを中核とした発電事業、電力・ガストレーディング事業、電力・ガス小売事業、地域熱供給事業を展開し、約120万キロワット(kW)の再エネ資産を保有しているという。
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