31日15時ごろ、JERAが中部エリアで運用する武豊火力発電所で爆発があった。同日15時頃に発電所内の13階にあるボイラー施設で爆発があり、周辺では黒煙が上がった。同社によると、ボイラー囲いの周辺から発煙を確認し、燃料(石炭・木質バイオマス)を搬送するベルトコンベアにおいて火災の発生を確認したという。現時点で怪我人はいないとしている。
ただ、火災発生時に運転をしていた武豊石炭火力5号機(定格出力107万kW)が計画外停止した。同機は31日16時時点で再開は未定となっている。
同機は、超々臨界圧発電方式(USC)を採用した高効率な石炭火力発電所。木質バイオマス燃料の混焼をしている。
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