コスモエネルギーHDは岩谷産業と水素関連エンジニアリング事業会社を11月1日付で立ち上げた。社名を「コスモ岩谷水素エンジニアリング合同会社」とし、コスモグループのコスモエンジニアリング清沢武幸取締役が社長に就任。出資比率はコスモエンジニアリングが60％、岩谷産業が40％。
　新会社はコスモエンジが有する水素設備の設計や管理技術、岩谷の水素供給ネットワークや商品力を活用し、大規模な水素関連プロジェクトを進める構えだ。
　コスモと岩谷は今年2月、「岩谷コスモ水素ステーション合同会社」を設立し、水素ステーション事業で協業を発表済み。コスモ系列のキタセキが運営する京浜トラックターミナル平和島SSに水素ステーションを併設する予定で、2024年度中のオープンを目指している。