UCC=山梨焙煎所、水素焙煎機の開発や再生可能エネルギーを活用
UCC上島珈琲は、水素を熱源としたコーヒー焙煎機の開発や太陽光・水力発電の再生エネルギーを活用した「UCC山梨焙煎所」(山梨県笛吹市)を新設する。竣工は2024年上期を予定で、総事業費は143億円の計画だ。 この焙煎所の特徴は、 1.官民・業界の垣根を越えた連携で、水素を熱源としたコーヒー焙煎を可能にする水素焙煎機の開発や太陽光・水力等の再生可能エネルギーの活用を通じて、2019年比で2030年には二酸化炭素排出量51%削減、2040年にカーボンニュートラルなコーヒー製造を目指す。 ・これは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業の採択を受け、山梨県企業局、東京電力エナジーパートナー、巴商会、東レと共同で、水素を熱源とした脱炭素エネルギーネットワーク「やまなしモデル」技術開発事業を開始する。 ・コーヒー焙煎の熱源においては、一般的にLNG等の化石燃料を使用しているが、本熱源をクリーンエネルギーである水素に代替するイノベーションに挑戦していく。 2.これまで培った製造技術を凝縮し、最新鋭の設備導入やAI活用・更なるFA化を推し進め、高品質・高効率な焙煎所運営を図る。 3.従来の製品群に加えて、カプセル、フレッシュキューブ(小容量真空パック)、ワンドリップタイプ等、高付加価値製品の製造能力強化を図る。 【会社HPより】
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