名阪地区SS小売市況=愛知は1.9円上げ、大阪は0.3円下げ
資源エネルギー庁が8日発表した全国小売価格によると、6日現在で愛知県のレギュラーガソリンは前週比1.9円上げの155.4円となった。元売り各社の仕切り価格引き上げを受け、小売業者間で値上げ意識が拡がった。愛知県は4週ぶりの値上げとなる。近隣県では、岐阜県が変わらずの158.7円、三重県が同0.5円上げの156.5円、静岡県が同0.6円上げの158.7円。
一方、関西地区では、外出自粛の拡がりや天候不順が響いたようだ。大阪府が前週比0.3円下げ158.7円、京都府も同0.1円下げの162.4円。兵庫県は同0.3円上げ155.2円となった。
ENEOSや出光興産、コスモ石油マーケティングが9月1週目の仕切り価格を3円引き上げたため、月変わりを機に値上げ意識が拡がった。全国平均は前週比0.3円上げの158.1円。ただし、西日本では需要の鈍化を受け、値下げに動く地区も多かった。中京地区を含めた東日本で値下がりした地区は茨城県と東京都だけに対し、西日本は大阪府や福岡県、鹿児島県など7府県だった。
東京 : 国内製品チーム 阿部 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.