6月第4週のSS軽油市況=4週連続の値上げ、最高値は鹿児島県
資源エネルギー庁が6月30日に発表したSS軽油小売価格によると、6月第4週の28日現在、全国平均価格は前週比0.7円高の消費税込み136.3円となった。値上げは4週連続。原油価格の上昇を受け、元売り各社は仕切り価格を引き上げており、小売業者間でコスト転嫁が相次いでいる。元売り各社は24日以降の仕切り価格を1円引き上げ、7月1日以降も1円の追加上げを決めている。
最高値地区は鹿児島県で前週比0.7円高の146.8円、最安値は徳島県で前週と変わらずの128.7円だった。都市部では、北海道が同0.7円高の135円、東京都が同1.3円高の139.8円、大阪府が同0.4円高の135.7円。愛知県は同0.4円安の134.4円と下振れした。
石油連盟によると、6月20~26日の軽油平均出荷量は全国ベースで1日あたり9万4,320klと前週比13.1%増。先高を見据え、仮需が台頭したようだ。
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