フージャースHD=茨城のバイオマス発電事業から撤退
不動産開発業のフージャースホールディングス(HD)は3日、茨城県神栖市におけるバイオマス発電事業の全出資持ち分の売却契約を同日付で締結したと発表した。再生エネルギーを巡る事業環境の不透明さ、コロナ禍における経済情勢を考慮し撤退を決めた。売却額、売却先は非公開。7日までに売却を終える予定だ。
当初計画では96億4,700万円を投じ発電設備「神栖バイオⅠ」(出力17,640kW)と「神栖バイオⅡ」(同21,560kW)を建設。今年3月の稼働開始を予定していたが、コロナ禍による経済環境の不透明さからフージャースは5月14日、建設計画を無期限延期すると発表していた。
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