29日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は前日比0.48ポイント上昇の176.33と2日ぶりに反発した。国内、輸出入指数が揃って上昇した。内訳は国内(9種)が158.54(同0.19上昇)、輸入(9種)が178.47(同0.92上昇)、輸出(4種)が191.97(同0.32上昇)だった。
国内指数はガソリン、灯油、軽油、A重油が上昇。石油元売りによる系列向け仕切り価格の実質引き上げなどを織り込んだ。灯油は品薄感も強材料だ。3月の気温が比較的寒冷に推移した影響が表れている。
輸入指数はナフサ、LSFO 0.3%Sなどが上昇。原油高を反映した。
輸出指数はジェット燃料、軽油などが上昇した。シンガポール先物市況が上げ足を速めた影響だ。
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