11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ13セント高の72.91ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同15セント高の78.14ドル/バレルと、いずれもわずかに続伸している。
6日アジア時間午前の原油相場は小幅に続伸しているが、強弱材料が混在し上値が重い。野村證券の高島雄貴エコノミストは、「米国の軍事行動によって中東情勢の緊迫感が一段と強まっている。一方、米株価が軟調に推移しており、原油需要の減少観測が台頭している」と伝えた。米供給管理協会(ISM)が5日に発表した1月非製造業総合指数は53.4と、事前予想の52.0を上回った。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)が3月に利下げを実施しない可能性が高まり、景気後退観測から米株価の下落が進んでいる。
日経平均株価は前日比193円95銭安の3万6,160円21銭で推移している。ドル円相場は1ドル=148.51円と、前日17時時点(148.48円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):167.72 (↑1.89)
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