国内石油製品=2月22~26日:海陸ともに堅調、元売り仕切り上げや先高期待で
海陸ともに上げ調子だった。ENEOS、出光昭和シェル、コスモ石油マーケティングなど主要出し元各社が週決め仕切り価格を前週から1,000円引き上げたため、卸各社が一斉に値上げに動き、取引相場が切り上がった。原油相場が週を通して、概ね堅調に推移したことから、元売り各社は翌週も仕切り価格を最大2,000円引き上げるとの観測が広がった。先高期待を受け、仮需めいたオーダーも多く、市場は買い優勢が顕著だった。金曜日には、3月商談入りした。2月より仕入れコストが大幅に切り上がるとの見方から、卸各社も2月対比で販価を大幅に引き上げ、コスト転嫁を進めた。
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