あいおいニッセイ=温室効果ガスの排出権、取引の媒介業務を開始
あいおいニッセイ同和損害保険はこのほど、再生可能エネルギー事業者などが創出する温室効果ガス(GHG)排出権の売買を仲立ちする「排出権取引の媒介業務」を開始した。同社が企業に活用方法などを説明して排出枠購入を支援し、売買代金に対する手数料を再エネ事業者から受け取る。 あいおいニッセイは新業務の初案件として、自動車部品の太平洋工業に「グリーン電力証書」の活用を提案し、取引を仲立ちした。太平洋工業の5日の発表によると、同社は70万kWh分の証書をアイ・グリッド・ソリューションズから購入した。あいおいニッセイは今後、グリーン電力証書だけでなく、政府がGHGの削減・吸収量を認証する「Jクレジット」などの活用も企業に提案していく。
(温室効果ガス排出権・取引媒介業務、イメージ) 図の出所: あいおいニッセイ同和損害保険 発表資料(5日)
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