西武ライオンズ=本拠地球場、使用電力のCO2排出を実質ゼロへ
プロ野球の西武ライオンズは、本拠地球場であるベルーナドーム(埼玉県所沢市)で開催する公式戦やコンサートなどのイベントで使用される電力について、二酸化炭素(CO2)排出量が実質ゼロの電力に置き換える取り組みを始めた。家庭の太陽光パネルなどで発電した再生可能エネルギー由来の余剰電力と、電力に含まれる環境価値を買い取り、球場で開催するプロ野球公式戦やコンサートなど催事での照明や演出などに使用される電力として活用し、実質的な再エネ化を図る。余剰電力と環境価値の買い取りは東電エナジーパートナーを介して行う。 6月25日の発表によると、本拠地球場で使用する電力により排出するCO2はこれまで1年間に約800トン。CO2排出ゼロを達成するためには、約700軒の家庭から再エネ由来の余剰電力を調達する必要があるという。ライオンズは、余剰電力の調達に協力した家庭に対し、チームの所属選手が実際に使用した練習球を贈呈する。 ライオンズの取り組みに参加できるのは、東電の再エネ買取プランを契約している家庭。申込受付は1日に開始した。対象地域は、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都(島しょ地域を除く)、神奈川県、山梨県、静岡県(富士川以東)。
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