国際紙パルプ商事は22日、同社のバイオマス発電所運転支援システム「BMecomo」のサービス利用契約をバイオマス発電事業者の三重エネウッドと締結したと発表した。同システムはビッグデータ解析や人工知能(AI)などの活用で発電所運営に関する情報を可視化し、収益の最大化を支援する。発電所運営を巡っては高度な運転管理を実施する事業者に関し、発電設備の法定検査、審査を最大で6年延長できる制度がある。BMecomoはこの条件に適合しており、導入すれば法定点検コストを削減できるメリットもある。三重エネウッドのサービス利用開始は11月ごろとなる見込み。