インドネシア=10月積みPKSの関税が上昇
インドネシアから輸出されるPKSの10月積み関税が、前月からトン当たり3ドル上昇の25ドルで決定したもよう。関税の算定基準となるパーム油(CPO)の価格が768.98ドルと基準となる750ドルを上回ったため、前月の7ドルから10ドルの引き上げとなった。一方、パーム産業目的基金(レビー)は15ドルと前月から据え置かれている。
インドネシア積みPKSの関税は当初、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の支出増加を補う目的で、10月積みからレビーが5ドル引き上げられるとの情報が伝えられていた。しかし、インドネシア国内の供給業者が、高関税が国際市場の競争力を失わせると強く反発していたことから、レビーの引き上げは見送りとなったようだ。
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