NTT東日本=バイオガス処理の合弁会社設立へ
東日本電信電話(NTT東日本)は29日、バイオガス設備の設計などを手掛けるバイオマスリサーチとの合弁会社「ビオストック」を7月1日付で設立すると発表した。ビオストックでは畜産、酪農家の施設で発生する糞尿を効率的に処理できるバイオガス設備や、モノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)を活用した畜産、酪農関連サービスを提供する。
畜産、酪農業界では、糞尿処理の手段としてバイオガス設備への期待が高いものの、費用負担の重さが導入のネックとされている。ビオストックの設備は初期コスト不要の月額料金制となる予定で、畜産、酪農家が導入しやすいようにした。バイオガス設備では処理を通し有機肥料が得られるほか、メタンガス、余剰熱も生じる。メタンガス、余剰熱はスマートエネルギー事業を手掛けるグループ会社のNTTアノードエナジーと連携し、再生可能エネルギーとしての活用をめざす。
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