三菱重工エンジ=英電力大手のバイオマス発電所でCO2回収試験へ
三菱重工は24日、グループ会社の三菱重工エンジニアリングが、英電力大手ドラックス・グループのバイオマス発電所(英国ノースヨークシャー州)で二酸化炭素(CO2)回収の実証試験を行うと発表した。2020年秋から1年間、同発電所が排出するCO2を1日当たり約300キログラム回収する計画。バイオマス燃料は燃焼でCO2を排出するが、原料となる植物の生育過程で大気中のCO2を吸収するため、正味の排出がない「カーボンニュートラル」な燃料といわれる。ドラックスは排出したCO2の回収まで行うことで、CO2の正味排出量がマイナス状態となる「カーボンネガティブ」の実現をめざす。
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