ENEOS=イーレックスと協業検討、バイオマス発電所運営で
ENEOSとイーレックスは10日、国内最大バイオマス発電所運営の共同事業化を検討すると発表した。対象の発電所は新潟県北蒲原郡に2023年から建設するもので、商業運転を2026年度に予定している。設備出力は30万kW、燃料はベトナムやフィリピンで栽培するソルガム等を年間120万トン使用する予定だ。再エネ賦課金の形態をとらず、国内初のFIT制度から自立したNon-FITの発電所を目指す。燃料のソルガムは降雨量が少ない地区での栽培が可能で、元売りでは出光興産が豪州でソルガムの木質ペレット化試験を進めている。
新設するバイオマス発電所は近隣に全農エネルギーの大型タンクや新潟石油共同備蓄があり、対岸には東西オイルターミナルや出光興産の新潟油槽所などがある。
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