出光=豪炭鉱でバイオマス発電用植物を栽培、ペレット化し石炭混焼へ
出光興産は3日、権益の85%を保有する豪州エンシャム石炭鉱山(クイーンズランド州)内の遊休地、設備を活用したバイオマス発電用植物「ソルガム」栽培と、収穫した同植物のペレット化試験を始めたと発表した。7月までにソルガムの収穫を実施。現在はペレット化試験を行っており、年内にもペレットの半炭化(ブラックペレット化)試験に進む予定だ。木質ペレットを半炭化したブラックペレットは、従来の木質ペレットと比較し耐水性、粉砕性などに優れる。石炭と同様に扱うことができ、石炭火力発電で混焼すれば、発電で生じる二酸化炭素(CO2)排出量低減が可能となる。
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