19日 原油は下落、ドル高で利益確定売り
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ67セント安の82.15ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同54セント安の84.57ドル/バレルと、いずれも下落している。
アジア時間19日午前の原油相場は下落している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、米利下げ観測やトランプ氏の米大統領復帰観測を背景に今週ドル安が進み原油価格を下支えしてきたが、「足元はその動きが一服し、利益確定から原油も売られている」と指摘した。目先の相場展開については「米国の政治情勢次第だが、金融市場が落ち着き、原油も小動きで推移するのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比62円59銭安の4万63円76銭で推移している。ドル円相場は1ドル=157.43円と、前日の17時時点(156.25円)と比べドル高・円安方向に振れている。
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