13日 原油は続伸、ハリケーンによる米原油供給懸念で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は先週末終値と比べ43セント高の70.14ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同42セント高の73.34ドル/バレルと、いずれも続伸している。 13日アジア時間の原油相場は、需給逼迫感から続伸している。米内務省安全環境失効局(BSEE)によると、8月末に米南部に上陸した大型のハリケーン「アイダ」の影響で、10日時点で米メキシコ湾岸の原油生産の66%(日量約120万バレル)が依然停止。「原油生産の回復に時間がかかる一方で、ハリケーンで停止していた製油所の操業が再開されており、需給逼迫感が強まっている」と国内アナリストは指摘した。 日経平均株価は先週末比49円5銭安の3万332円79銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.91円と、先週末17時時点(109.96円)と比べわずかにドル安・円高方向に振れている。
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