11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ5セント安の59.28ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同4セント安の62.70ドル/バレルと、ともに小幅下落している。
イラン核合意への米国の復帰に向けた会合が6日に行われたものの、イランへの経済制裁緩和による同国の原油輸出の増加観測には不透明感が残り、7日アジア時間の原油先物は上値が重い。ゴールドマンサックス証券は、市場への影響はなく、合意の完全正常化は22年夏になるとの見通しを報告するなど、「市場がこの報告を自信を持って織り込めるかまだ見定めている」(国内アナリスト)相場になっているようだ。さらに、今日発表される米エネルギー省の石油統計を控え、同国内アナリストは「様子見の姿勢になっている」と述べ、相場は小幅安の展開となっているもよう。さらに同アナリストは「中国や日本などのアジア株が下がるなどの影響で、原油相場はもたつき始めている」という。
日経平均株価は前日比28円12銭高の2万9,724円75銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.73円と、前日の17時時点(110.30円)と比べドル安・円高水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):107.61 (↑0.92)
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