11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(4月限)は前日終値と比べ32セント安の63.21ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(4月限)は同8セント安の66.80ドル/バレルと、いずれも下落している。 26日のアジア取引時間内では、このところの原油価格への高値警戒感から相場は下落している。米株価急落のほか、テキサス州を襲った寒波の影響が一時的なものと判断され、需給の緩みも浮上しているようだ。三菱UFJリサーチ&コンサルティング=芥田知至主任研究員(=写真)は「WTIは60ドル割れ、ブレントは60ドル前半まで下落する可能性が高い」との見方を示した。 一方、他の商品に比べ原油は上値余地があるという。同氏は「原油需要が新型コロナ感染拡大前まで回復しておらず、再び供給面で逼迫観が浮上すればさらに上値は拡大しやすいだろう」と指摘した。 日経平均株価は前日比783円97銭安の2万9,384円30銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.04円と、前日の17時時点(106.01円)と比べややドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):104.19 (↑2.57)
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