25日 原油は小幅続落、米原油在庫の拡大やリグ稼働数増で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は先週末終値と比べ10セント安の52.17ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同19セント安の55.22ドル/バレルと、いずれも小幅続落している。 先週末の欧米市場では、中国での新型コロナウイルス感染の再拡大に加え、米国の原油在庫増加や石油掘削装置(リグ)の稼働数増加などを受け、相場が下落した。25日のアジア時間でもこの流れを引き継いでいるものの「新型コロナのワクチン接種推進に伴う需要回復期待や、サウジアラビアによる2月以降の自主減産が下支え要因となり、相場はもみ合っている」(ニッセイ基礎研究所=上野剛志上席エコノミスト)。 日経平均株価は先週末比81円18銭高の2万8,712円63銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.80円と、先週末17時時点(103.68円)と比べドル高・円安方向に振れている。
|
東京 : 田鎖 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.