22日 原油は大幅下落、API在庫の予想外の増加が重石
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は前日終値と比べ65セント安の52.48ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同60セント安の55.50ドル/バレルと、いずれも大幅下落している。 アジア時間22日午前時点で、原油相場は下落している。第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(写真)は「米原油在庫の予想外の増加で売られた」と指摘。米石油協会(API)が20日に発表した週間石油統計によると、米原油在庫は事前予想に反し、前週比260万バレルの増加となった。加えて、同氏は「アジア時間22日の夜に発表される米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計で原油在庫がAPI同様に増えていれば、さらに売られる可能性が高い」との見方を示した。 日経平均株価は前日比88円96銭安の2万8,667円90銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.55円と、前日の17時時点(103.53円)と比べわずかにドル高・円安方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):90.77(↓0.74)
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