レックス22=3日続落、買い気の後退を映し輸入LPGが軟化
20日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.55ポイント安の89.60と3日続落した。国内(9種)は91.76(前日比0.19上昇)、輸入(9種)は93.07(同2.89下落)、輸出(4種)は83.97(同1.05上昇)。 国内指数は、総じて上昇。灯油は京浜渡しで同3.49ポイント、阪神渡しで同1.11ポイントそれぞれ上昇した。割高な成約に加え、原油高に相場は押し上げられた。軽油は京浜と阪神渡しで同0.18ポイントそれぞれ上昇した。先高観の台頭と原油高を反映した。 輸入指数は、総じて下落。輸入の液化天然ガス(LNG)は同14.70ポイント続落した。需要に一定のめどがつけられ、センチメントの弱さが解消されず相場の下げ幅は拡大した。また、LPGのプロパンは同8.07ポイント、ブタンは同7.96ポイントそれぞれ大幅に軟化した。いずれも買い気の後退を受けた。 輸出指数は全面高。ベンゼンは同1.22ポイント上昇した。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場高が要因。また、380cst重油は同1.01ポイント、軽油は同0.92ポイント上昇した。いずれも原油高が影響した。
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