11日 原油は続伸、ワクチン普及期待やECBのコロナ対策強化で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ15セント高の46.93ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同10セント高の50.35ドル/バレルと、いずれも続伸している。 原油相場は米国時間の大幅反発を受けて、アジア時間も続伸している。楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト(=写真)は「米国時間の流れを引き継いだ相場の大幅上昇は、複合的な要因がある」との見方を示した。同氏は「ワクチン普及への期待感に加え、ECB(欧州中央銀行)がパンデミック緊急購入プログラムを拡大すると決定したことや、OPECプラスの協調減産なども大幅上昇につながっている」と指摘した。 日経平均株価は前日比137円13銭安の2万6,619円11銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.98円と、前日の17時時点(104.49円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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