20日 原油は膠着、新型コロナによる経済活動停滞の懸念で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日比2セント安の41.74ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は同1セント高の44.21ドル/バレルと、いずれもほぼ横ばい。 世界的に新型コロナの感染が拡大し、感染抑制対策が各国で相次いで取られる中、経済活動の停滞と原油需要の減少懸念が強まり、19日の欧米市場で原油相場は4日ぶりに反落した。一方、20日のアジア時間の原油相場は膠着。第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は「明確な材料は見当たらない」と指摘した。 一方、米与野党が追加経済対策を協議で再開することで合意したとの報道があり、同氏は「米与野党が追加経済対策の協議を上手くまとめることが出来れば、今後、原油相場の強材料になるのではないか」と同氏は付け加えた。 日経平均株価は前日比127円61銭安の2万5,506円73銭で推移している。ドル円相場は1ドル=103.87円と、前日17時時点(103.83円)とわずかにドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 73.30 (↓0.49)
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