11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は前日比24セント安の39.79ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同19セント安の41.54ドルと、ともに続落している。
米石油協会(API)が20日に発表した週間石油統計で、米原油在庫が増加したことが前日に引き続き弱材料として働いている。野村證券経済調査部シニアアナリストの大越龍文氏は「夏場にガソリン需要が回復しなかったことが要因」と指摘している。また新型コロナウィルスの感染拡大によって経済が低迷していることに加えて、10月後半は例年石油需要の少ない時期であるため「季節的に原油価格が抑えられやすい」と付け加えた。
日経平均株価は前日比155円7銭安の2万3,484円39銭で推移している。ドル円相場は1ドル=104.68円と、前日17時時点(105.02円)からドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 69.72 (↑0.56)
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