21日 原油は反落、米原油在庫の増加と欧州の景気後退懸念で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比27セント安の41.43ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同30セント安の42.86ドル/バレルと、いずれも反落している。 米石油協会(API)が20日に発表した週間統計で、米原油在庫が事前予想に反し、前週比58万4000バレル増加したことが、弱材料として働いた。また、欧州では新型コロナの感染が引き続き拡大し、一部の地域で外出規制が始まったことから、国内アナリストは「景気がさらに後退し原油需要が減少するとの懸念から、原油は売られやすい」と付け加えた。
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