11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日比4セント高の41.08ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は同8セント高の43.40ドルと、ともに上昇している。
サウジアラビアとロシアが、OPECプラスの協調減産合意を維持する姿勢を示したことが原油相場の上昇に繋がったようだ。野村證券経済調査部シニアアナリストの大越龍文氏は、「ロシアの2020年度連邦予算の前提となっているのが、北海ブレントで42.40ドルと言われている。今のブレントはこの値を維持しているため、ロシアとしてはこの流れを支えたいのではないか」と述べたうえで、15日アジア時間の原油先物は前日の海外相場の上昇の流れに引っ張られていると指摘した。
日経平均株価は前日比86円32銭安の2万3,540円41銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.22円と、前日17時時点(105.44円)から、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 67.77 (↑0.72)
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