11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は、前日比16セント安の40.04ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(12月限)は、同15セント安の42.30ドルと、ともに小幅反落している。
前日の欧米時間の相場上昇後、14日のアジア時間の取引で原油先物価格は小幅反落している。この要因について、ある国内アナリストは「米国議会の勢力が三分割されているため追加の経済対策が不透明なことや、米製薬大手ジョンソン・アンド・ジョンソンが新型コロナウィルスのワクチン開発で臨床試験を一時中断したこと」を挙げており、米経済の先行き懸念が原油先物の重石となったようだ。一方で同氏は「米エネルギー情報局(EIA)の原油在庫が減少したため需給が引き締まった」として、相場の下げ幅が抑えられたことにも言及している。
日経平均株価は前日比43円81銭安の2万3,557円97銭で推移している。ドル円相場は1ドル=105.34円と、前日17時時点(105.48円)から、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 67.05 (↓0.14)
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