17日 原油は反発、ドル安で持ち高調整の買い
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は、先週末比32セント高の42.33ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は、同26セント高の45.06ドル/バレルと、いずれも反発している。 先週末の海外市場では、新型コロナウイルスの感染拡大により落ち込むエネルギー需要の回復が見通せないことから、原油相場が下落。足元では自律反発の買いに加え、「ドル安による割安感から、持ち高調整の買いがみられる」(=野村證券の大越龍文シニアエコノミスト)ようだ。しかし、原油の需給改善に関する新規材料が見当たらないことから、同氏は、相場の上伸力は期待できないとの考えを示した。 日経平均株価は先週末比184円93銭安の2万3,104円43銭で推移している。ドル円相場は1ドル=106.53円と、先週末17時時点(106.76円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):67.11(↓0.34)
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