レックス22=続落、円高・ドル安を受け輸出指数は全面安
3日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、先週末から0.35ポイント下落し65.79と続落した。国内(9種)は74.39(同0.48下落)、輸入(9種)は60.78(同0.29下落)、輸出(4種)は62.22(同0.27下落)。 国内指数は総じて下落。A重油は京浜と阪神渡しで同2.17ポイント大幅下落した。新型コロナの影響で、需要家の盆休暇が長期化するとの見方からスポット市場の買い気も低調だった。また、LSA重油は京浜で2.16ポイント、阪神渡しで同2.15ポイント超の下げ幅となった。原油市場の軟化を受けた。 輸入指数は総じて下落。ナフサは同0.31ポイント安。LPGのプロパンは同1.22ポイント、ブタンは同1.19ポイントそれぞれ下落した。このところの原油安を反映した。一方、液化天然ガス(LNG)は同1.21ポイント反発した。需給逼迫が相場を下支えした。 輸出指数は全面安。ベンゼンは同0.27ポイント軟化した。また、ジェット燃料と380cst重油は同0.28ポイントいずれも下落した。31日はシンガポール市場が休場だったため、商いは乏しく相場に大きな変化が見られなかった。ただし、外国為替市場で円高・ドル安方向に振れたため、レックス22は圧迫された格好。
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