17日 原油は小動き、コロナ感染者増と協調減産幅縮小で上値重く
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比1セント安の40.74ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は、同4セント安の43.33ドルと、いずれも小動きに留まっている。 第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は引き続き「新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感が相場の支えになっている」と指摘。ただ「米国を中心に新規コロナ感染者が増えており、経済活動の停滞に伴う原油需要の減少が懸念される。また、産油国による8月以降の協調減産幅の縮小も弱材料視されているため、上値も重い」と付け加えた。 日経平均株価は前日比29円66銭安の2万2,740円70銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.23円と、前日17時時点(106.96円)から、ドル高・円安方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):64.29(↑0.24)
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