14日 原油は続落、新型コロナ感染拡大や米中関係悪化の懸念で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比97セント安の39.13ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は、同86セント安の41.86ドル/バレルと、いずれも続落している。 新型コロナウイルスの感染拡大や米中関係の悪化により原油需要が後退するとの懸念から、相場が押し下げられている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「新型コロナウイルスの感染が引き続き拡大する状況を受け、経済活動再開に伴い需要が回復するという、これまでの期待に対して疑念が浮上している」と指摘した。 日経平均株価は前日比171円31銭安の2万2,613円43銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.19円と、前日17時時点(106.99円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 63.82 (↓0.22)
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