11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は、前日比8セント安の40.54ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は、同7セント安の43.01ドル/バレルで推移している。 米石油協会(API)が日本時間8日夜中に発表予定の石油統計を前に、8日のアジア取引時間の原油相場は小動きに留まっている。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員=写真)は「新規の取引材料があまりなく、市場関係者も様子見姿勢を続けている」と述べた。新型コロナの感染第2波の影響で、世界各地で感染者数が増加し、経済回復の懸念が強まっている。ガソリンの最需要期を迎える米国では、ガソリン在庫が想定ほど減少しないとの見方が広がり、相場の上値を抑えているようだ。同氏は「経済活動の回復と新型コロナの感染拡大懸念という強弱材料の拮抗により、綱引き相場が展開されそうだ」との見方を示した。 日経平均株価は前日比24円32銭高の2万2,639円1銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.62円と、前日の17時時点(107.63円)と比べて、ほぼ同水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):63.78 (↓0.43)
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